アメリカとイギリスでこんなに違う!日常単語10選(Vol.1)
同じ「英語」を話しているはずなのに、アメリカとイギリスでは使う単語がまったく異なることがあります。
映画や海外ドラマを見ていて「あれ? 知っている単語と違うな」と感じたり、海外旅行先で思い通りのものが伝わらなかったりした経験はありませんか?
実は、日常生活でよく使う身近なものほど、アメリカ英語(American English)とイギリス英語(British English)で呼び名が大きく分かれる傾向があります。どちらを使っても間違いではありませんが、両方の違いを知っておくと、旅行や海外コンテンツの鑑賞が何倍も面白くなりますよ!
今回は、誰もが日常で目にする身近なモノや概念の中から、「アメリカとイギリスで呼び名が異なる単語10選」を楽しくご紹介します。
アメリカとイギリスでこんなに違う!日常単語10選
1. ベビーカー ➔ Stroller(米) / Buggy(英)
赤ちゃんを乗せて押す「ベビーカー」は、そもそも和製英語です。英語圏では国によって呼び名が異なります。
- アメリカ: Stroller(「ぶらぶら歩く人・道具」というニュアンス)
- イギリス: Buggy(幼児用) / Pram(主に新生児〜乳児用の横になれるタイプ)
- 例文(米): “Is this stroller easy to fold?” (このベビーカーは折りたたむのが簡単ですか?)
2. フライドポテト ➔ French fries(米) / Chips(英)

ジャガイモを揚げた大人気メニュー。イギリスで「チップス」と言うと、日本のポテトチップスではなくフライドポテトを指します。
- アメリカ: French fries(または単に Fries)
- イギリス: Chips(ちなみに、イギリスで「ポテトチップス」は Crisps と呼びます)
- 例文(英): “I’d like fish and chips, please.” (フィッシュ・アンド・チップスをください。)
3. エレベーター ➔ Elevator(米) / Lift(英)
建物の階層を上下移動する設備です。どちらも日常会話で非常によく使われます。
- アメリカ: Elevator(持ち上げる・引き上げる機械)
- イギリス: Lift(持ち上げる、という動詞から)
- 例文(英): “The lift is currently out of service.” (エレベーターは現在点検・停止中です。)
4. ガソリン ➔ Gas(米) / Petrol(英)

車に給油する燃料です。アメリカの「ガソリンスタンド」は Gas station ですが、イギリスでは通りません。
- アメリカ: Gas(Gasolineの略)
- イギリス: Petrol(Petrol station / Forecourt などと呼びます)
- 例文(米): “We need to find a gas station before getting on the highway.” (高速道路に乗る前にガソリンスタンドを探さないと。)
5. アパート・マンション ➔ Apartment(米) / Flat(英)
集合住宅の呼び名です。ちなみに日本語の「マンション」は英語で「大邸宅・豪邸」を指すため、どちらの国でも別の意味になってしまいます。
- アメリカ: Apartment
- イギリス: Flat(「平らな区画」に由来)
- 例文(英): “She lives in a cozy flat in central London.” (彼女はロンドン中心部のこじんまりとしたアパートに住んでいます。)
6. トラッシュ(ゴミ) ➔ Trash(米) / Rubbish(英)
日常で出る「ゴミ」の表現です。イギリス英語の “Rubbish” は、「くだらないこと・でたらめ」という意味の口語としてもよく使われます。
- アメリカ: Trash(または Garbage)
- イギリス: Rubbish(ゴミ箱は Dustbin や Bin)
- 例文(英): “Please throw your rubbish in the bin.” (ゴミはゴミ箱に捨ててください。)
7. 缶(缶詰・缶飲料) ➔ Can(米) / Tin(英)
ジュースやスープなどの「缶」です。アメリカ英語の影響を受けた日本では「缶(Can)」が馴染み深いですね。
- アメリカ: Can(a can of soda など)
- イギリス: Tin(a tin of soup など、ブリキ・スズに由来)
- 例文(英): “Do we have a tin of baked beans in the cupboard?” (食器棚にベイクドビーンズの缶詰はあったっけ?)

お菓子のお馴染み表現ですが、アメリカとイギリスでは指すものの範囲や食感が少し異なります。
- アメリカ: Cookie(サクサク〜しっとりした焼き菓子全般)
- イギリス: Biscuit(水分が少なくサクサク・固めのビスケット全般)
- 例文(米): “These chocolate chip cookies are delicious!” (このチョコチップクッキー、すごく美味しい!)
9. 映画 ➔ Movie(米) / Film(英)
休日の趣味としてよく話題にのぼる「映画」。アメリカでは “Movie”、映画館は “Movie theater” と呼びます。
- アメリカ: Movie
- イギリス: Film(映画館は Cinema)
- 例文(英): “Shall we go to the cinema to watch a film tonight?” (今夜、映画館に映画を見に行かない?)
10. 休日・休暇 ➔ Vacation(米) / Holiday(英)
仕事や学校を休んで旅行に出かけたり、のんびり過ごしたりする長期の「休み」です。
- アメリカ: Vacation
- イギリス: Holiday(アメリカでのHolidayは「祝日・クリスマス等」を指すことが多いです)
- 例文(英): “Where are you going for your summer holiday?” (夏休みはどこへ行く予定ですか?)
米英比較!単語早見表

今回ご紹介した10個の単語を一覧表にまとめました。旅先や読書の際のチェックシートとしてご活用ください!
| 日本語のイメージ | アメリカ英語(US) | イギリス英語(UK) |
|---|---|---|
| ベビーカー | Stroller | Buggy / Pram |
| フライドポテト | French fries | Chips |
| エレベーター | Elevator | Lift |
| ガソリン | Gas | Petrol |
| アパート・住宅 | Apartment | Flat |
| ゴミ | Trash / Garbage | Rubbish |
| 缶(缶詰) | Can | Tin |
| クッキー | Cookie | Biscuit |
| 映画 | Movie | Film |
| 休暇・休み | Vacation | Holiday |
おわりに:違いを知ると、英語の世界がもっと広がる!
アメリカ英語とイギリス英語で使う単語が異なる背景には、歴史的な経緯や文化的な進化の違いがあります。
例えば、イギリスで使われている “Lift” や “Flat” は簡潔で素朴な語源が多く、アメリカの “Elevator” や “Apartment” は機能や構造をそのまま表した表現が多いのも興味深いポイントです。
旅行先で現地の言葉を使ってみたり、洋画を見ながら「あ、今はイギリス英語の表現を使ったな!」と気づいたり。ちょっとした知識があるだけで、英語に触れる時間がより豊かな体験に変わります。
ぜひ、気になった単語から日常生活で思い浮かべてみてくださいね!