【電話恐怖症を克服】ビジネス英語電話術!即使える基本パターンと必須フレーズ
「突然の英語の電話でパニックになり、思わず切ってしまった……」 「相手の英語が早すぎて、何を言っているのか聞き取れなかった……」
顔が見えないビジネス英語電話は、メール以上にハードルが高く感じられますよね。特に30・40代になると、会社やチームを代表して電話を受ける場面も増えるため、失敗できないプレッシャーもかかります。
しかし、安心してください。ビジネス英語電話の8割は「型(パターン)」と「決まり文句」で成り立っています。
今回は、業界や職種を問わず使える「電話の受け方・かけ方」「取り次ぎ」「聞き取り不能時の対処法」など、汎用性の高い基本フレーズを網羅して解説します!
1. 電話を受ける時の基本フロー(Receiving Calls)

まずは、社外からかかってきた電話を受ける際の定番フレーズです。
① 第一声(挨拶・社名・名乗り)
日本語の「お電話ありがとうございます、〇〇社です」にあたるステップです。
- Thank you for calling ABC Corporation. This is Taro Yamada speaking. (お電話ありがとうございます。ABC会社の山田太郎です。)
- Good morning. Marketing Department, Yamada speaking. How may I help you? (おはようございます。マーケティング部の山田です。どのようなご用件でしょうか?)
② 相手の確認と取り次ぎ(Asking & Transferring)
相手が名乗らなかった場合や、担当者へつなぐ際の表現です。
【相手の名前・会社名を確認する】
- May I have your name and company name, please? (お名前とお会社名を伺ってもよろしいでしょうか?)
- Who is calling, please? (どちら様でしょうか? ※丁寧なトーンで言うのがコツです)
【担当者につなぐ】
- Certainly. Please hold the line for a moment. (承知いたしました。少々お待ちください。)
- I’ll put you through to Mr. Smith. (スミスにおつなぎいたします。)
③ 担当者が不在の場合(When the Person is Away)
担当者が席を外している、または会議中の場合の神対応フレーズです。
- I’m afraid he is away from his desk at the moment. (あいにく、彼はただいま席を外しております。)
- She is in a meeting right now. Would you like to leave a message? (彼女は現在会議中でございます。伝言をお残しになりますか?)
- Would you like him to call you back when he gets back? (戻りましたら、折り返しお電話させましょうか?)
2. 電話をかける時の基本フロー(Making Calls)

自分から電話をかける際は、要件を簡潔に伝える準備をしてからダイヤルしましょう。
① 第一声(挨拶・自己紹介・担当者の呼び出し)
- Hello, this is Taro Yamada from ABC Corporation. May I speak to Ms. Davis, please? (こんにちは。ABC会社の山田太郎と申します。デイビス様はいらっしゃいますでしょうか?)
- I’m calling regarding the email I sent you this morning. (今朝お送りしたメールの件でお電話いたしました。)
② 本人が不在でメッセージを残す場合(Leaving a Message)
- Could you please ask her to call me back when she is free? (お時間のある時に、折り返しお電話をいただくようお伝えいただけますか?)
- My number is 090-XXXX-XXXX. (私の電話番号は 090-XXXX-XXXX です。)
- No problem, I will send her an email instead. (結構です、代わりに彼女にメールを送っておきます。)
3. ピンチを乗り切る!聞き取れない時のレスキューフレーズ

電話で最も怖いのは「相手の英語が早すぎて聞き取れない時」ですよね。焦って黙り込むのではなく、毅然とした態度で聞き直すのがプロの対応です。
① もう一度言ってもらいたい時
- Could you repeat that, please? (もう一度おっしゃっていただけますか?)
- I’m sorry, I didn’t quite catch that. Could you say that again? (すみません、よく聞き取れませんでした。もう一度言っていただけますか?)
② ゆっくり話してほしい時
- Could you speak a little more slowly, please? (もう少しゆっくり話していただけますか?)
- The line is a bit bad. Could you speak up a little? (お電話が少し遠いようです。もう少し大きなお声でお話しいただけますか?)
③ スペルや数字を確認したい時
名前やメールアドレス、電話番号の聞き取りミスを防ぐための重要フレーズです。
- Could you spell your name for me, please? (お名前のスペルを教えていただけますか?)
- Let me confirm the number. That’s 5-5-5, correct? (番号を確認させてください。5-5-5でお間違いないでしょうか?)
4. 実践!スクリプトで覚えるやり取り例

実際の電話対応のイメージを掴むため、会話スクリプトを見てみましょう。
シチュエーション:担当者(スミス)が不在で伝言を受けるケース
You: Thank you for calling ABC Corporation. This is Taro Yamada. How may I help you? (お電話ありがとうございます。ABC会社の山田です。どのようなご用件でしょうか?)
Caller: Hello, this is John Miller from XYZ Company. May I speak to Mr. Smith, please? (こんにちは、XYZ会社のジョン・ミラーと申します。スミスさんはいらっしゃいますか?)
You: I’m afraid he is in a meeting right now. Would you like to leave a message? (あいにく彼は現在会議中でございます。伝言をお残しになりますか?)
Caller: Yes, please. Could you ask him to call me back regarding the contract? (はい。契約の件について、折り返しお電話をいただくようお伝えいただけますか?)
You: Certainly. Could you give me your phone number, please? (かしこまりました。お電話番号を伺ってもよろしいでしょうか?)
Caller: Sure, it’s 555-1234. (もちろんです。555-1234です。)
You: Thank you. I will make sure he gets the message. (ありがとうございます。確実に彼にお伝えいたします。)
Caller: Thank you for your help. Goodbye. (よろしくお願いいたします。失礼します。)
You: Thank you. Have a nice day! (お電話ありがとうございました。良い一日を!)
5. 30・40代ビジネスパーソンが電話で成功するコツ
- デスクにメモ帳と「カンペ」を用意しておく 突然英語で電話がかかってきても焦らないよう、「Thank you for calling…」「Please hold…」などのフレーズを書いたメモをPCの脇に貼っておきましょう。これだけで安心感が全く違います。
- 聞き取れなかったら何度でも聞き直してOK ビジネスにおいて、生返事で分かった振りをすることが一番危険です。英語が聞き取れなければ、自信を持って “Could you speak a little more slowly?” とお願いするのがプロフェッショナルです。
- 最後はメールでフォロースルーする 電話で話した内容(特に日時や数字)は、通話後に “Thank you for the phone call earlier. As discussed…”(先ほどはお電話ありがとうございました。お話しした通り…)とメールを送っておくと、行き違いを防げます。
まとめ
ビジネス英語の電話は、決して「流暢なペラペラ英語」を話す必要はありません。大切なのは「礼儀正しく、正確に伝言や要件をやり取りすること」です。
今回ご紹介したフレーズをいくつか手元に控えておくだけで、次に鳴る英語の電話への恐怖心は激減するはずです。まずは第一声の「社名+自分の名前」をスムーズに言えるよう、声に出して練習してみてください!